将棋 初手から4手まで分析

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9 8 7 6 5 4 3 2 1





             
   
             
                 
               
 
             
図は76歩34歩68飛 > 84歩までの局面。

解説(指した人が居飛車なのか振り飛車なのかに分けて1手ごとに解説します。)

初手76歩について。
(居飛車)私は居飛車ですが、矢倉や角交換などで戦いたいので角道を開けます。または、居飛車であることを初手の段階では内緒にします。
(振り飛車)私は振り飛車なので、飛車の前の歩は突きません。角道を開けます。

第2手34歩について。
(居飛車)先手の方は居飛車か振り飛車か、まだわかりませんね。先手が居飛車なら矢倉または角交換なども考えられます。私としてはそれらを拒否し横歩取り(横歩取らせ)または後手番一手損角換わりに誘導したいと思いますので、角道を開けることとします。また、私が居飛車ということはまだ内緒ですね。
(振り飛車)先手の方は居飛車か振り飛車か、まだわかりませんね。私は振り飛車なので8筋の歩は突きません。角道を開けます。

第3手68飛について。
(振り飛車)飛車を振ります。角道を止めずに飛車を振ります。角交換が起こることも考えられます。

第4手84歩について。
(居飛車)こちらは居飛車で行きます。

解説(初手から76歩34歩68飛 > 84歩まで進んだ局面の解説)

先手の四間飛車・後手の居飛車
 お互いに角道を開けたままの状態である。次に後手が△42玉とすると、そのタイミングを見計らって先手▲22角成りとする。これは後手に、この馬を△同銀と取らせる狙いがある。このあと居飛車側が玉を囲う際に、22の場所に銀が居ると囲いにくいのである。同玉とされないタイミングで、先手から角交換を行うのが先手の狙いである。
同形もご参照ください。



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