将棋 初手から4手まで分析

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9 8 7 6 5 4 3 2 1





             
   
             
                 
               
 
           
 
図は76歩34歩68玉 > 94歩までの局面。

解説(指した人が居飛車なのか振り飛車なのかに分けて1手ごとに解説します。)

初手76歩について。
(居飛車)私は居飛車ですが、矢倉や角交換などで戦いたいので角道を開けます。または、居飛車であることを初手の段階では内緒にします。
(振り飛車)私は振り飛車なので、飛車の前の歩は突きません。角道を開けます。

第2手34歩について。
(居飛車)先手の方は居飛車か振り飛車か、まだわかりませんね。先手が居飛車なら矢倉または角交換なども考えられます。私としてはそれらを拒否し横歩取り(横歩取らせ)または後手番一手損角換わりに誘導したいと思いますので、角道を開けることとします。また、私が居飛車ということはまだ内緒ですね。
(振り飛車)先手の方は居飛車か振り飛車か、まだわかりませんね。私は振り飛車なので8筋の歩は突きません。角道を開けます。

第3手68玉について。
(居飛車)もしかして相手はゴキゲン中飛車でしょうか?私は相手のゴキゲン中飛車を回避するために▲26歩を指さないことにします。そうすれば相手がもし△54歩を指した場合には、角交換します。それで▲53角と打ったときに戻る場所があるので、とがめることに成功です。なので相手は4手目に△54歩は突けません。

第4手94歩について。
(振り飛車)それではこちらも1手待ちます。3手目に先手玉が68に動いたということは、将来的には玉は88や99に移動するのでしょうか?では、左辺の端を突いておきます。

解説(初手から76歩34歩68玉 > 94歩まで進んだ局面の解説)

3手目は、相手の出方をうかがう、待ちの意味を含んだ手である。4手目も、同様に待ちの意味を含んだ手である。先手後手共に、相手の作戦が決まってから、それに対応しようという考えを持っている。



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