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解説(指した人が居飛車なのか振り飛車なのかに分けて1手ごとに解説します。) 初手76歩について。 (居飛車)私は居飛車ですが、矢倉や角交換などで戦いたいので角道を開けます。または、居飛車であることを初手の段階では内緒にします。 (振り飛車)私は振り飛車なので、飛車の前の歩は突きません。角道を開けます。 第2手34歩について。 (居飛車)先手の方は居飛車か振り飛車か、まだわかりませんね。先手が居飛車なら矢倉または角交換なども考えられます。私としてはそれらを拒否し横歩取り(横歩取らせ)または後手番一手損角換わりに誘導したいと思いますので、角道を開けることとします。また、私が居飛車ということはまだ内緒ですね。 (振り飛車)先手の方は居飛車か振り飛車か、まだわかりませんね。私は振り飛車なので8筋の歩は突きません。角道を開けます。 第3手66歩について。 (居飛車)相手が居飛車の場合には2手目が△84歩ではなかったので、相矢倉になりくくくなりました。ここは▲26歩を指さずにじっくりと指したいと思います。相手が振り飛車の可能性もあると思います。 (振り飛車)角道を止めて、序盤に角交換が起こらない振り飛車にしたいと思います。 第4手54歩について。 (居飛車)玉金銀を動かすと、飛車が横に行きにくくなります。また84歩をすると居飛車を決定する事になります。今回はそれらを避けて、54歩を指して、居飛車か振り飛車かの決定は、もう少し後にしたいと思います。 |
解説(初手から76歩 > 34歩 > 66歩 > 54歩まで進んだ局面の解説) 相振り飛車の可能性がある 先手後手ともに態度を保留した形ともいえる。 |