モノオシレータシンセの研究 ➝ ローパスフィルタを通した矩形波(1.00)

音量1.0
ローパスフィルタを通した矩形波
 矩形波にローパスフィルタを通し倍音の成分を減らして鳴らします。フィルタには、周波数を設定することができ、Hzで指定します(以下フィルタ周波数)。その指定したフィルタ周波数よりも高い周波数の音の成分が削られます。鍵盤のどの高さの音でも同じフィルタ周波数で固定でも良いのですが、広い音域での音出しに一貫性を持たせるため、今回は打鍵の周波数(以下オシレータ周波数)に比例した値をフィルタ周波数として指定しました。当ページはフィルタ周波数と打鍵音のオシレータ周波数を同じ値(比例定数が1)としました。例えばオシレータ周波数が440Hzの音の場合にはフィルタ周波数も440Hzを指定します。オシレータ周波数が880Hzの場合には、フィルタ周波数も880Hzで指定します。つまり、鳴らす音の高さによって、別々のフィルタを通していますが、どの音も鳴らす周波数に応じて高音の成分が削られています。その場合でも、もとの矩形波の持つ3倍音、5倍音等の倍音は、すべてが削られるわけではなく、ほんの少しは通過します。ですが、かなり削られるので、元の矩形波と比べると、かなりまろやかな音になり、正弦波に近い音にも聴こえます。なおQ値は1を指定します。また、正弦波にフィルタを通すのはあまり意味がないので、行っていません。
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